結婚を決めるところまでは2人のタイミングで進んできた話も、そこから先は、周囲の人たちへも心を配りながら話を進めていかなければなりません。
筆者も、いざ「結納」をするとなった時に、彼と2人、頭を悩ませました。
彼の実家と筆者の実家は、車で2時間ほど離れたところにあります。彼の両親が、娘さんを頂くのだからこちらから出向きますと言ってくださったので、筆者の実家付近で結納をすることになりました。
双方の両親から何度も言われたことは「結納ではあるけれど、堅苦しい感じではなく、あくまで顔合わせメイン、これからよろしくお願いしますという挨拶できる場であればいい」ということでした。
双方の両親の思いを受け、筆者達が結納に選んだ場所は、式場として予約を入れていたホテルのレストラン(個室)です。
結婚式は花嫁が主役だからと、式場選びは筆者に一任されていたので、両親たちはホテル内を見たことはありません。
親族は、当日まで式場を見ないという場合が多いのかもしれませんが、筆者はせっかくだから見てほしいと思い、この場所を選びました。
結納日当日、ホテルでは模擬結婚式が行われていました。ちょうど顔合わせが終わり、料理も食べ終わった頃に始まったので、母と義母と見に行きました。
結婚式当日のイメージを持つことができた母たちは、とても喜んでくれました。初対面の母たちでしたが、おかげで会話もはずみました...